三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

セブンティーン専属モデルになる方法2017

STモデルになるには?

f:id:GYOPI:20170607013544p:plain:right「もしもし。セブンティーンの専属モデルになるには、どうしたらいいですか?」

「そうですね。毎年4月号で募集するオーディション『ミスセブンティーン』を受けてください」(ガチャン)

でも、ここでちょっと立ち止まって。去年の3月号から加入したピチレモン出身の佐々木莉佳子ちゃんも、同じく9月号から加入したニコラ出身の永野芽郁さんも、いずれもミスSTに合格して専属モデルになったのではないことはご存知の通りです。

では、この2人をはじめ、ミスSTによらない人たちは、いったいどうやって専属モデルになったのでしょうか。今日の三月の転校生では、セブンティーン専属モデルになる方法を整理します。

STモデルへの道

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3つの方法

STモデルになる最も一般的な道は、応募条件に当てはまってさえいれば誰でも受けられる、年に1度のオーディション「ミスセブンティーン」に合格することです。

このミスSTについては、毎年4月号の本誌にて、実施方法や応募方法、その他について詳しく説明されるし、ネットでちょっと検索すればすでに多く情報が出てくし、なにより今回の連載シリーズ「ニコラ⇒ST移籍予想」と関係ないため説明は省略します。

すると、残る方法は、上の図の通り「事務所オーディション」と「顔みせ他」になるわけです。以下、特に前者に絞って、この事務所に所属する人だけの特権とされるSTモになる方法を詳しく見ていきます。

事務所オーデの2区分

まずは、すぐ下に示す「新モ加入時期&加入方法一覧」を見てください。これは、前回も使ったST加入年表を基に、新たに加入方法の区分を加えたものです。

とりあえず、10月号加入のミスST組と顔みせ組は置いておくとして、ここで注目すべきは、事務所オーデの加入時期についてです。

「前期(青色)」「後期(ピンク色)」と2分類したように、前期は3月号加入の1パターンのみ。一方の後期は、7月号加入と9月号加入の2パターンあることが分かります。

この点、後期における8月号加入が無いのは、前回も指摘したとおり、同号誌上にて、その年のミスSTファイナスト発表があるためです。

加入時期&加入方法一覧

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事務所オーデ前期加入の例

セブンティーンの事務所オーデは、11月後半から年末あたりまでの間に年1回STモを狙うタレントを抱える多くの芸能事務所が参加し、それなりの規模で実施されているとされます。

で、これに合格するとどうなるか。合格時に別の雑誌の現役専属モデルである場合を除き、直行で年が明けて2月1日発売となる3月号加入となります。

ちょうどいい例が莉佳子ちゃん。それまで所属したピチレモンが、2015年の10月で休刊。直後、まさにピッタリのタイミングでセブンティーン事務所オーデを受けることができ、みとご合格。もちろん、年末時点ではモデルとして完全にフリーですので、年明け3月号加入となったわけです。

同様に、モデルのお仕事が初となる紺野彩夏さんや、アイドルとして活動する末永真唯さんなど、いずれも直行組として3月号(前期)加入となっていることが分かると思います。

後期加入の例

一方、後期加入組はどういったケースかというと、前期組と同じ年末実施の事務所オーデを受け、合格したものの、その時点では別の雑誌にて現役の専属モデルである場合となります。

もちろん、その雑誌を卒業するまで、つまりは当時の専属契約が終わるまで、セブンティーンに合格したことの発表&お披露目は保留。一切ヒミツです。

その後、晴れて旧誌を卒業し、専属契約が終了となることで、ようやく正式にSTモデルとして加入する運びとなります。

こちらの具体例が、まさに一連のニコラ卒業組や、休刊によってではなく通常の高2定年でピチレを卒業した江野沢愛美ちゃんの事例。

後者まなちゃんの場合、当時のピチレの定期卒業は4月号ですので、そこから3ヶ月後の7月号加入。ニコラ組の場合、ピチレから1ヶ月遅れの5月号で卒業特集&6月号で卒業イベントのレポが掲載されることに加え、最初に書いた「8月号加入NG」の状況から、そろって一律9月号加入となっています。

前期・後期の差異

ということで、同じ事務所オーデに合格しても、前期と後期で、半年近くも加入時期がズレてしまう理由は以上の通り。ようするに、合格時無職か有職かの1点の違いのみによるのです。

であれば、もし鈴木美羽さん&久間田琳加さんのツートップをはじめとする、今年のニコラ卒業生によるST移籍があるとしたら、それは当然に9月号から新加入するというのが最有力となるわけです。

事務所オーデの定員

続いては、事務所オーデの加入人数を検証します。満を持して年1回、ある程度の規模で、事務所所属者のみを対象とした限定オーデを実施するわけですので、合格者ゼロ&合格はたった1人だけというケースは考えづらいところ。かといって、ミスSTオーデのように、一度に5人・6人が受かることもありません。

改めて、上の加入一覧を、ミスST組を除いて、年度別に横に見ていくと、さてどうなっているでしょうか? すると合格者は、前期・後期を合わせて各年とも必ず2人から4人となっていることが分かります。

ということで、これが事務所オーデの基礎定員。毎年、3人前後の採用枠という、一般オーデ以上に狭き門となっているのです。

前期と後期のバランス

ちなみに、前期・後期に分類してみたのには、もう1つ大きな理由があります。それは、前期と後期の採用人数につき、毎年完全にバランスが保たれていることが見えてくるからです。

具体的には、前期に加入がゼロだった場合、必ず後期に補充がある。逆に、前期に2人が入ってしまった場合、後期は必ずゼロか1になる。

たとえば、2016年。前期に莉佳子ちゃんと紺野さんがダブルで入ったため、後期で永野さんが1人補充されただけ。

一方、前期ゼロだった2015年は、後期で黒崎レイナさん&岡本夏美さんの2人がニコラから入っています。

今年はどうなる?

では、これを今年に当てはめるとどうなるでしょうか。すると今年、前期加入(3月号加入)はゼロでした。

であれば、2015年と同様のパターンで後期集中型。確実に9月号にて、新モ加入の発表が待っています。

なお、上の一覧にあるように、過去5年において、ミスST以外の新モ加入では、1号で最大で2人まで。実に、3人以上がまとまって加入したことはありません。

ということで今年の9月号では、事務所オーデ後期加入による新モちゃん2人が、新たにセブンティーン専属モデルとしてデビューすることとなるはずです。

ニコラによる2枠独占!?

以上をまとめると、今年、前期加入がなかったということは、去年の事務所オーデにてモデル活動未経験のプロダクション組による合格がなかったということ。もしあったなら、すでに前期(3月号)で加入しているからです。

これは裏を返せば、その事務所オーデでは、去年の年末時点でどこかの雑誌に所属する現役の専属モデルだった人が合格していることを意味します。

では、それはどこの雑誌の誰なのか。この点、現在はピチレもCUTiEも休刊。ニコ☆プチ三吉彩花さん&西野実見さんのミスST合格実績はあるものの、事務所オーデによる中2加入実績は未だゼロ。

ニコラ以外で、唯一あるとしたら、ラブベリーからモデルとして縛りのゆるい非専属のレギュラーモデル「ベリモ」による加入くらいでしょうか。

まとめ

ということで、今年のセブンティーン新モ9月加入の2枠は、ラブモでなくベリモの可能性こそちょっと怖いですが、それでも2015年と同様に、実質ニコラによる2枠独占が濃厚です。

であれば、あとは今年のニコラ卒業生6人の中から、人気や実績、適性やイメモ経験、所属事務所、最近のブログ・ツイッター更新状況などから、最もありそうな2人を選ぶだけ。

ニコラ⇒ST予想シリーズ最終回となる次回更新では、最終結論として、ST行きとなるであろう2人をズバリ予想してみようと思います。