三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

大手事務所と弱小事務所の違い

応募写真に見る差異

f:id:GYOPI:20160922035344p:plain:right事務所に所属する人がニコ☆プチモデルオーディションに応募する場合、応募用紙に貼る写真はどうするのでしょうか。

所属事務所が用意した、タレントの売り込み時に使用する「プロフィール写真(宣材写真)」で応募するのか。それとも、一般応募の人と同様に、自分の家で撮ったヤツで応募するのか。

今日の三月の転校生では、事務所所属者がプチモオーデ応募につき、実際に用いた写真を基に、事務所の規模別の傾向をみていきます。

事務所組は宣材か?

一般的に、プチモオーデについては、事務所に所属している人が応募する場合、事務所の用意するプロフィール写真をそのまま使って書類を作るケースが多いと思われていました。

しかし、前回の三月の転校生で書いた「応募写真必勝法」でまとめた事務所組の合格者写真データを見てビックリ。意外にも、そのほとんどが自宅撮影であることが分かりました。
⇒参考:合格者写真データ

大手は自宅撮影

具体的には、エイベックスの場合。生見愛瑠ちゃんはじめとするスクール生は自主撮影。丸山蘭奈ちゃんのエヴァーグリーンも、石井香帆ちゃんのオスカーも、いずれも完全に個人に任されているようです。

同様に、岡本結芽乃ちゃんや岡香鈴ちゃんのスターダストも基本自宅撮影ですが、ここでは唯一、"3B"だの何だのといった子供タレント扱いではなく、正規所属枠として香音ちゃんだけが、しっかり事務所のプロフィール写真で応募してきています。

中小規模は宣材

一方、阿部ここはちゃんのチャームキッズは、第1回の松田りおなちゃん以来、ずっと伝統的に公式プロフィール写真で応募しています。

同じく、千葉泉恋ちゃんや石橋宇輪ちゃんのエイジアプロモーションも宣材派。

また、いまのところ実績は1人だけですが、庄司凜花ちゃんのスマイルモンキーも同様となっています。

クロちゃんのケース

と、ここでプチモにちょっと詳しい人から「クロちゃんはエイジアプロモーションなのに自宅撮影では?」といった声が聞こえてきそうです。

この点、莉那ちゃんのケースはちょっと特殊で、応募前から同事務所にスカウトされてはいたものの、返事は保留したままで、所属契約はしていませんでした。

とはいえ、そもそもプチモオーデ自体を勧めたのが事務所側。実際、プチモの最終面接の際も、その前日に事務所の人が面接の練習をしてくれたほど。

ということで、合格したら契約といった内定状態であったことは間違いないものの、正式に所属していないので、まだ宣材は撮っていない。よって、応募写真は自主撮影になったという経緯があります。

大手の傾向

以上まとめると、一部の例外を除き、エイベックスやスターダスト、エヴァーグリーンといった、いわゆる"アイドルの卵"的な女のコが多くいる大きな事務所、その他養成所や芸能スクール系は、基本「応募は許可するから後は自分で勝手にやって」「写真も自分で何とかして」というお任せタイプ

事務所として、そこは何十人、何百人もいる所属タレントの1人のこと。受かったら受かったでめでたいし、落ちたら落ちたで別に痛くも痒くもない。

そんなわけで、たとえ事務所に所属していても、家で応募写真を撮り、本誌に付いている応募用紙で応募する。もう、完全に一般の応募者と同じ形となります。

中小規模の傾向

対して、比較的小さめの事務所はどうか。弱小事務所や子役系の事務所にとって、有名雑誌の専属モデルのお仕事が取れたら、それはもう事務所の将来を左右するほどの一大事。

看板タレントとして、新人募集の際には広告塔として、大々的に押し出すことで、事務所の規模拡大にもつながります。

なので、事務所が一体となって応募に協力。その中の1つが宣材写真の使用というわけです。

もちろん、そのバックアップは写真にとどまりません。莉那ちゃんのところで書いたように、面接の練習をはじめ、書類の書き方から、あいさつ&マナーまで、しっかり対策をして本番に臨んでいるわけです。

まとめ

少なくともプチモオーデに関しては、大手は放任。弱小は手取り足取り。かつ、その手取り足取りコースも、毎回の合格者数でいうと、1人から多くて2人までということで、決して多数派ではありません。

つまり、ごく少数の弱小事務所所属タレント以外、応募者のほとんどが自宅撮影で応募しているということです。

「応募写真は写真屋さんで撮らないと不利」「写真スタジオで撮ると受かりやすい」なんてことは一切ありません。100%迷信です。

むしろ、家で撮るのが普通です。家で撮った人の方が、人数的には多く受かっています。なので今回、写真があまり上手く撮れなかったという人も、それほど気にせず、期待を持って結果を待ってみてください。