三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

現役ピチモの構成分類

新体制のデータ整理

今月からスタートした現役ピチモ24人の新体制について、「学年構成」と「出自構成」の2点から、データ整理してみます。さてさて、2014年度の新体制は、これまでと比べ、どう変わったのか。どんな特徴があるのか。そして、どんな問題点があるのか。グラフを用いて、分かりやすく解説します。

なお、新体制発足に伴い、うちのサイトの「現役ピチモ名簿」も、各自の学年を新学年に対応させました。

現役ピチモ名簿

学年構成

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高2:3 / 高1:8 / 中3:8 / 中2:4 / 中1:1

上の円グラフの通り、新年度の学年構成は、高1と中3が圧倒的に多数を占め、現役ピチモの中心となっていることが分かります。

実際、高1の中では、関根莉子ちゃん&福原遥ちゃんの「りこはる」が、ピチモ全体のエースを担当。

中3では、同学年の中で最多表紙回数を誇る優希美青ちゃんを筆頭に、小6時にピチモ加入した東宝コンビ上白石萌歌ちゃん&小川涼ちゃんの「モカりょう」あたりが次世代のエース候補といった感じ。

一方で、中2世代の4人というのは、去年の同時期と比べ、やや少ない印象ですが、ここは当然、近いうちに非オーデ&今年のオーディションで補強されることが確実です。

なお、中1が1人というのは、もちろん最年少ピチモ鶴嶋乃愛ちゃん。この、乃愛ちゃんの「ひとり最年少」ケースは、まさに、前年のオーディションを小6で通った石田美月ちゃんが、最年少のまま新中1になった去年と、全く同じパターンとなります。

オーデ・非オーデ別

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次は、それぞれの出自割合について、見てみます。すると、上の円グラフの通り、現役24人中、ピチモオーディション出身が13人、非オーデが11人ということで、ほぼ半々と拮抗していることが分かります。

続いて、このオーデ・非オーデ別について、さらに詳しく、学年別にその内訳を出したのが以下のグラフになります。

学年別オーデ・非オーデ割合

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グラフは、赤が「オーデ出身」。青が「非オーデ」となります。すると、一見して気づくのが次の2点。(1)中3が非オーデばっかりな点と、(2)中2以下に非オーデが1人もいない点です。

まず、中3の非オーデの多さについてですが、そもそもこれは、中3組に山崎紗彩ちゃんと、吉村花音ちゃんの2人だけしか、オーデ出身がいないことが大問題。

つまり、2012年のピチモオーディションで、当時中1だった紗彩ちゃん&花音ちゃんの2人を取ったほかは、一切、この年代をオーディションで取っていないのです。

もちろん、2人のうち、どちらかが次世代のエース候補として、表紙経験でもあればいいんですが、残念ながら、両者ともに表紙ゼロな上、毎月の本誌登場すらも不安定な状態。

なにより中3組は、最初に書いたように、「みお&モカりょう」の非オーデ3人グループが圧倒的に有力な情勢となっています。

新中3のオーデ出身エース候補不在

2011年は「まなゆう」、2012年は「ののレイ」、そして2013年は「りこはる」といったように、毎年、必ず中3には、エース候補となるオーデ出身の人気コンビが存在していました。(まなちゃんのみ非オーデ)

ところが、今年は例外です。将来的に「りこはる」の跡を継ぐべき、中3のオーデ出身エース候補がいないという状況になってしまいました。

りこはるが圧倒的に人気があるのは、いいことですが、そろそろ「りこはる後」を考え、中学世代のオーディション組から、将来のエース候補を育てていかなくてはならない時期に来ているといえます。

中2以下に非オーデゼロ

一方、2点目の問題点。中2以下に非オーデがゼロに関してですが、こちらは、それほど心配することではありません。そもそも、非オーデは、いつでも補充できるわけです。実際、去年の中2についていえば、5月号で美青ちゃん、6月号で大原優乃ちゃん、9月号で志田彩良ちゃんを加入させたように、まさに中2というのは非オーデの適齢期。

ということで、これから夏にかけて、おそらく数人、中2で芸能活動実績のある非オーデが、確実に入ってくるのではないでしょうか。

まとめ

以上、今回のピチモ新体制における構成を、学年や出自といった点から、いろいろ見てきました。

すると、やっぱり気になるのは、中3の層の薄さ。去年の「りこはる」とまではいかなくても、中3のうちに表紙回数10回を超えるような、ある程度の人気ピチモを作っていけるか、作れたとして、それは誰なのかが、2014年のピチレのキーポイントとなりそうです。