三月の転校生

中学生雑誌nicolaに関する日記

伊藤小春ちゃんが最速で専属モデルに昇格できた理由

登場3冊目で専属!

f:id:GYOPI:20170506023727p:plain:rightいま発売中のラブベリーvol.7より、ニコ☆プチ卒業生の伊藤小春ちゃんと、ピチレモン卒業生の平塚日菜ちゃんの2人が、ラブモ(専属モデル)に昇格しました。

日菜ちゃんについては、復刊以来のオリジナルメンバーで皆勤賞。登場7冊目にして、待望の専属昇格です。

対して小春ちゃんは、去年12月発売のvol.5から加入という、ラブベリーでは新モちゃん(本誌85ページには「vol.4から登場」とありますがこれは編集部の間違い)。まさに、初登場からわずか3冊目ということで、歴代1位のスピード昇格記録ということになります。

そこでまずは、vol.7時点における最新の専属モデル全12人について、初登場号と昇格号、昇格までにかかった期間をみていきます。

ラブモ初登場&昇格一覧

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一覧の見方

ラブベリーにおいて、モデルの専属制度がスタートしたのがvol.3から。記念すべき第1期として専属昇格となったのは、vol.1から登場している関りおんちゃん&黒川心ちゃんら初期メンバー6人となります。

上の一覧においても、1期昇格の全員が「初登場:vol.1」となっているのが分かると思います。

こうして、第1期に大挙6人を昇格させると、続く2期(vol.4)以降は毎号1人、もしくは2人という少数精鋭の厳選昇格。専属モデルへの道は、狭き門となっています。

最も新しいラブモ

そんな中、なんといっても注目は、一覧表中で赤字にしたところ。小春ちゃんの初登場時期についてです。

表にある通り、小春ちゃん以外の専属モデル11人は、全員が全員、vol.1からvol.3までにモデル加入した、古参メンバーとなっているのです。

こうしてみると、小春ちゃんの「vol.5」という加入時期の遅さ(新しさ)&後発感が、ひときわ目を引くわけで、いかに短期間で専属に昇格したかがハッキリ分かるところです。

公平・公正な昇格システム

では、なぜ小春ちゃんは、登場まもなくにして、イキナリ専属に選ばれたのでしょうか。まだまだラブベリーには、小春ちゃんより圧倒的に長いレギュラーモデル歴を誇る、多くの先輩がたがいるのにも関わらず。

と、ここで見えてくるのが、ラブベリー最大の"売り"でもある独自の専属モデルへの昇格基準です。

詳しくは、先月の日記で書いたところ、特に普段ファッション誌を読まないアイドルファンの方々からも分かりやすいと好評(?)だった「牧野真莉愛さんはどうやって専属になった?」にて、図を使って昇格ルールをまとめてありますのでそっちを読んでもらうとして、今日は要点のみを簡単に振り返ります。(⇒参考:牧野さんはどーやって専属に?

読者の人気投票のみによる

ラブベリーにおける専属昇格基準は、ひとことで言うと読者アンケートの人気投票で上位に入ることのみとなります。

所属事務所だの、所属グループだの、一般知名度だの、身長・体重だの、モデル適性だの、事務所の力だのといった難しいことは一切抜き。読者人気こそが全てです。

巻末にある読者プレゼント応募用紙のアンケート「好きなモデル欄」に書かれた票数を編集部が集計し、専属を上回る票数を集めることが、昇格のための唯一の条件となっています。

先輩30人抜き!

そんなわけで小春ちゃんは、さっそく先輩超えを達成。今回の登場モデルが総勢53人で、そのうち小春ちゃん以外の専属が11人。これに今回が初登場の新モちゃん7人&vol.6の新人ちゃんも加味すると、ざっと数えただけでも一気に先輩30人近くを抜き去って、専属の座を獲得したことなります。

こうして、最近の昇格者でみると、モーニング娘。牧野真莉愛さんが初登場から4冊。AKBの小栗有以さんですら初登場から5冊かかった昇格を、たった3冊で決めた小春ちゃん

現役バリバリの人気アイドルさんと比べ、もちろん知名度&ファンの絶対数などは遠く及ばないわけですが、そんな小春ちゃんが2人に勝っているのが同世代の女の子からの支持

まさに、小春ちゃんのスピード昇格は、読者アンケートの人気投票結果のみによるというラブベリーの昇格制度にピッタリ合致したケースといえるわけです。

まとめ

思えば、去年のいまごろ。2016年ニコプチ卒業生のニコラ行きが涼凪ちゃんに決定し、2番手の小春ちゃんの行き先はどうなるのか、プチ読の間で話題となったのものでした。

しかし、それもつかの間。ほどなくしてラブベリー行きが決まったと思ったら、こんどは早くも最短記録で専属に昇格です。

見ての通り、小春ちゃんといえば、その顔立ちの綺麗さ&色の白さは、ニコプチ時代以来折り紙つき。これに加え、持ち前の人懐っこさも相まって、今後はラブベリーを代表するモデルさんとして活躍していってくれるはずです。

ニコラ行きを逃した2番手プチモ卒業生の行き先は?

2番手の再就職先

f:id:GYOPI:20170504015927p:plain:right今年のニコ☆プチ卒業生からのニコラ行きは黒坂莉那ちゃんに決定したわけですが、莉那ちゃん以外にも、当然に多くの卒業生が存在します。

では、ニコラに行けなかった残る同期のコたちは、いったいどうなるのでしょうか? どこの雑誌に行くのでしょうか?

今日の三月の転校生は、今朝がた突然に思い立ったため昨日の更新予定に無かった「歴代プチモ卒業生の身の振り方」についてまとます。

ニコプチ卒業生その後

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一覧の見方

上の一覧は、ニコプチ卒業生の卒業年次別に、モデルとしての次のお仕事、つまりは新たに専属モデルとなった雑誌をまとめたものです。

各卒業期ごとに上位3人に限定。2015年のみ、香音ちゃんの独走で2番手以下が横一線に並ぶため、今回は特に移籍決定者を上位に取ってあります。

行き先は、ニコラ、ピチレモンポップティーンラブベリーの4誌。必ずしも専属限定というわけではなく、読モ級やレギュラーモデルも含みます。

受け皿はピチレ

さすがはニコラ。2014年を除き、毎年確実に上位2人のうちのどちらかが採用されていることが分かりますが、こういったことはすでに「ニコラ行き予想シリーズ」で繰り返しまとめてきました。

そもそも今日の本題は、ニコラ行きレースに敗退した2番手以下の行き先。ということで、ニコラに行けなかった2番手・3番手に注目してみます。

すると、休刊した2015年までは、ニコラ行きを逃したナンバーツークラスの受け皿としてピチレこそが定着していたことが見えてきます。

実際、各年のニコラ行きは同期代表1人のみ。特に、移籍当確の絶対的なエースがいる年など、「ニコラに行けなくてもピチレがある!」を合言葉に、2番手以下にとってピチレ行きは、卒業後の1つの希望となっていました。

ピチレ休刊で

ところが、2015年のピチレ休刊による状況が一変します。当然ながら、卒業生の受け皿として、大切なピチレ行き1枠が消滅してしまったのです。

ただでさえそれまで中学生雑誌の休刊が相次ぎ、供給過剰となった小学生モデルたちの卒業後の就職先が見つかりにくくなっていたところ、この時期のピチレ休刊は、中学生雑誌への進級を目指すモデルたちにとって、大きな痛手となりました。

救世主はラブベリー

と、そんな時。救世主のように突如として現れたのがラブベリーです。2012年の休刊から3年半をへて、待望の復刊を果たします。

となれば、ニコプチ卒業生をはじめとする小学生モデルたちが、休刊したピチレ卒業生ともども、ラブベリー行きを目指さないわけがありません。

ここで、次にあげる最新の卒業生の所属雑誌をまとめた一覧を見てください。これは最初に提示した一覧では「ピチレ」となっていた関りおんちゃんと杉本愛莉鈴ちゃんについて、現在の所属雑誌に対応させた他、2015年次卒業生の3番手を石橋宇輪ちゃんに入れ替えたものです。

卒業生その後(現状版)

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ラブベ一色

さて、どうでしょう。もう、ラブベリー一色。まだ2017年のラブベ移籍発表はありませんので、それ以前、わずか2014年から2016年の3世代だけで、実に5人が進級しているのです。

これだけ見ても、ニコラ行きを逃した卒業生の受け皿として、休刊したピチレに代わり、確実にラブベリーが定着したことが分かります。

となれば、2017年。これまで過去3年で5人いるのですから、当然今年のニコプチ卒業生からも、ラブベリー行きが誕生しておかしくありません。というか、むしろ誕生しないはずがありません。

今年のラブベリー行きは?

偶然にもタイミングよく、今回のラブベリーvol.7より「ふわふわ」から2人、伊藤小春ちゃん、平塚日菜ちゃんが専属モデルに昇格しました。

となれば、ふわふわのセンターにして、今期プチモ卒業生である岩崎春果ちゃんのラブベリー行きに最高の追い風

また、モデル陣にAKBはじめアイドル系を多くそろえる同誌であれば、まさに西川茉佑ちゃんなんかもピッタリ。

さらには、木村ユリヤさん&長谷川愛里さんの"ハーフツートップ"が読者からの高い支持を得ているといえば、乃亜ちゃん進級の可能性も十分です。

ということで、今年のラブベリー行きは誰になるのか。何人誕生することになるのか。ニコプチ卒業生によるラブベリーモデル誕生の報告を楽しみに待ちつつ、次回更新「小春ちゃんが最速でラブモ(専属)に昇格できた理由」に続きます。

連休中に書きたいテーマ一覧

更新予定

f:id:GYOPI:20160812023436p:plain:rightこのゴールデンウィーク中に更新を予定している日記のテーマを、ちょっと書き出してみました。

どう考えても全部は無理ですが、できることなら1日1本ペースで。悪くても2日に1本ペースで。以下のテーマを中心に、さっそく明日から更新できたと思っています。

テーマ一覧

1.小春ちゃんが最速でラブモに昇格できた理由
伊藤小春ちゃんが、わずか登場3冊目でラブベリー専属モデルに昇格できた理由を考えます
2.今年のニコラ⇒ST行き予想
今年のニコラ卒業生の中から、誰がセブンティーンに行くのか、それとも誰も行かないかを予想します
3.水着特集ロケ地と休刊可能性
水着特集のロケ地のレベルが落ちぶれると、ほどなくその雑誌は休刊するという恐怖の法則です
4.ニックネームの持ち込みについて
他誌からニコラの専属モデルへ移籍した場合のニックネーム持ち込みについて
5.事務所オーデと顔みせを混同しないために
いまだに混同している人が多い「事務所オーデ」と「顔みせ」の違いと見分け方を解説
6.中学生雑誌ホントの実力
タレントパワーランキング2017にみる各中学生雑誌ホントの実力を検証
7.璃乃ちゃんはなぜ沖縄に行かなかった?
夏目璃乃ちゃんが今年の沖縄ロケメンバーに選ばれなかった理由を考えます
8.真奈ちゃん特集
改めて安村真奈ちゃんについて
9.プチモ物語の最新作
小説プチモ物語。阿部ここはちゃんが主人公の「小悪魔ココハのライアーゲーム(後編)」
10.プチモ物語の最新作II
小説プチモ物語。西川茉佑ちゃんが主人公のシリーズ第4弾「まゆたん、ニコラへの道!」
11.プチモになる方法2017
最新版に改定します
12.現役プチモ世代論
2017年度の現役プチモが小6と中1の2世代のみという非常事態について、プチモオーデの傾向と共に解説